まずどこから始めたら良い?という方のために
①キッチン
②洗面所
③玄関
④リビング
⑤廊下収納(納戸)
⑥クローゼット(洋服収納)(この記事)
⑦子ども部屋…準備中
⑧夫婦個室…準備中
…と、全8ページにて解説しています。
ちなみに『片付け難易度』は
①~⑧と数字が増えるにつれ高くなっていきます。
片付けに苦手意識がある方は
「キッチン」「洗面所」「玄関」
あたりから取り掛かると始めやすいと思います。
※あくまで一般的な難易度なので、
片付けは「やりたい場所」からやることも大切です♪
〈1〉よく着る服がはみ出してない?
「洋服が収納からはみ出してあふれている」
片付けが苦手な方はそうなりがち…
というか、
元片付け苦手な私も、かつてはそうでした。
(そして私と夫の服と趣味のモノで、一部屋足の踏み場もなくなりました)
…ところで、
そんなに沢山の服、日頃着ていますか?
実は日頃よく着る服って限られていて、
それらは「取り出しやすい場所」
…すなわち「収納の外」に出しっぱなしに
なってしまいがち。
肝心のクローゼットや収納には
「数年着ていない服」
「これから先着るかどうか謎な服」
がみっちり収まっています。
せっかくの収納場所が
「着ない服置き場」になっていませんか?
でも!
「捨てる服」を探そうと思うと、
気が重くなり作業が進みにくい…
・日頃よく着ている服
・好きな服
を見つけて、
そういう服のための
「気分が上がる収納」を
作りませんか?
まず
【出して】
【分ける】
をして、
「日頃よく着る服」「好きな服」を、
そうじゃない服と分けてください。
そうじゃない服は
すぐに捨てなくて大丈夫!
ひとまず【分ける】をして
どのくらいの服があるのか【把握】しましょう!
※服の総量が多くて大変…という場合
・ジャンル(トップス、ボトムス、肌着など)
・スペース(棚右側、下段、上段など)
などで的を絞って
「分ける」作業をしましょう。
少しずつでも着実に「分ける」をすれば
それまでとは違う次元の片付けとなります!
〈2〉あふれてるのに「着る服がない!」
これは
昔の私もとっても思っていたコト。
「服がない!」
…クローゼットには服があふれてるのに…
これって「服がない」んじゃなくて
「納得できる、自分に似合う、気に入る服」が
「ナイ」ということですよね?
お店で服を見ると
どれも素敵~!
たまにはいつもと違う雰囲気の服を着たい~
なんて思って買った後、
家で着てみると
「なんか違う…」
で、結局いつも同じような服を着てる。
でもそれがきっと
「好み」とか「自分に合った」服
なんだと思います。
せっかく新しく買うなら
「好み」で「着やすい」服で、
そして今までのものと
少し形や素材や柄が違うとかで
『納得できる服』を
クローゼットに揃えておきたいですよね♪
・買っても着なくなる服
・持っていることを忘れて似た服を買い増やす
そういう服でクローゼットを埋めてしまわないよう
【自分が持っている服をしっかり把握】する!
そして日頃自分が着ている服に
満足できない場合は、
それはナゼなのか?
それも、
今自分が持っている服を【把握】
できれば、
だんだん理解できてきます。
まずは
「自分」と
「自分が持っているモノ」を
【知る】。
『自分の納得』にたどり着くために
必ず必要になることです。
〈3〉「持つ服の数」を【決める】
「広い収納があれば全部収まるのに…」
片付けが上手くいかない場合
ついそう思いがちですが、
実はそうでもないんです…
広くなればモノを多く持ち、
そして
管理が行き届かなくなる…
片付けが上手くいくかどうかの
分かれ目は
【把握できるかどうか】
【管理しきれるかどうか】
です。
それが可能なモノの数は
限られています。
多くのモノを持っても、
大抵は使いこなせません…
「服」もまさにそう。
そんなに沢山の服、
本当に必要?
服やオシャレにこだわりがある人なら
もちろんそれも良いと思います。
でも、
そこまでオシャレに強いこだわりが
あるわけじゃなければなおのこと、
「自分に必要な服の数」を
決めてしまうのも一つの手。
今の私は自分の服の置き場所が狭いので、
そこに収まる範囲で服の量を一定にしています。
増やす時は同時に着ていない服を減らします。
そして
「自分に必要な服の数」を
『納得して自分で決める』ために、
まずは【自分自身を把握】
することが重要です。
〈4〉「自分に合う収納」を見いだす
「片付かない理由」に
『収納方法が自分に合っていない』
というケースがわりと多いです。
なんとなく引出し収納を使い続けていたけど、
本当は
「箱に放り込み収納」の方が合っているとか、
その逆のケースも実際に
お片付けサポートでありました。
ーーー
〈引出し収納〉
・引出し1段の中で、手前半分を「よく着る服」、奥半分を「たまに着る服・シーズンオフ」などで分けると、服の管理がしやすくなる!
・衣替えは「引出しまるごと移動」で楽にできる!
・引出しの動きや容量、中の見やすさ出しやすさなど商品によって違うので、店舗で実際に見て触ってみるか、ネット注文の際はレビューを要チェック!
〈箱収納〉
・普段着る服を「フタのない箱に放り込み収納」は、ザックリが好きな人にオススメ。家に余っている収納グッズで代用しやすいので、試してみてから収納用品の購入を検討してみて。
・「フタ付き箱収納」は『シーズンオフ』や『保管系』『出番が少ない服』がオススメ。中身が見える半透明タイプや、ビニールバッグ状のものなどは、天袋などにも収まりが良い。
・フタ付収納は重ねる場合、普段使いには不向きになる。使用頻度を考えて。
〈ハンガーでかける収納〉
・しわになりやすい服、シャツ、日頃よく着る服などはたたまずハンガーにかける収納がオススメ。
けれど収納スペースがある程度必要なので、全ての服はかけられないので、「よく着る服」を厳選してかけると活用度UP!
・洗濯物をたたむ手間を減らせて、子どもも自分で管理しやすい。
〈一時置き場を作る〉
洗濯済みの服を家族が自分の収納にしまってくれない!というお悩みがとても多いです。
たたんでしまうがどうしてもハードルが高いと感じる場合は家族ごとに「カゴ」をもうけてそこに放り込む、または洗濯ハンガーやピンチにひっかけたままにしておけるスペースを家の中に確保して、そこから直接必要な服を取る手段にするのも有り!
ーーー
「収納用品」や「仕組み」で
”できなかったこと”をカバーする手段は
多々あります。
でも!
そういった仕組みも、
【分ける】ができていないと
上手く機能しません!
まずは【分けて】【把握】して、
「自分や家族に合う収納や仕組み」を
つくりましょう♪
〈5〉家族の服は「本人に確認」
家族(特にお子さん)の服の片付けで
お悩みの方もとても多いです。
「自分で片付けができるようになって欲しい」
「自分のことは自分でやって欲しい」
そう願うのは自然なことかなと思います。
…が、
自分と家族が「望むこと」は【違う】から、
「自分で片付けて欲しい問題」
はややこしくこじれがち…
特に子どもが小さいうちは
子どもの片付けに関しては少し
ハードル(期待)を下げて
「必要なモノを選び取れる力」
を伸ばすことを優先しましょう!
・サイズアウトしている服
・着心地が悪い服
・本人の好みかどうか
このあたりを
定期的(シーズンごと)に
親子で確認
することが、
将来的な
子どもの「片付け力」を伸ばす
ことに繋がります。
お子さん以外の家族の服に関しても、
確認事項は同じです。
「自分で片付けてよ!」
ではなく
「着心地が悪い服とかない?」
「どんな服が気に入ってるの?」
こういった声かけで、
少しずつ家族の
「選び取る力」が
伸びていきます♪
クローゼット(洋服収納)の片付けのコツ「まとめ」
・「捨てる」ではなく「好き」「よく着る」服を選ぶ
・「自分の好み」「似合うかどうか」改めて考える
・「場所に収まる量」で持つ服の数を【決める】
・「自分に合う収納方法」を見いだす
・家族の服は本人に定期的に着心地を確認
…「服について考える」のは
「自分について考える」ことととても近いです。
だからこそ、
億劫に感じたり、
難しく感じたり…
片づけ難易度も高めです。
けれどここを
「納得」して片付けられると、
毎日の暮らしの効率や満足度が
上がりやすいです!
そしてこれまでの
このシリーズの解説と同様、
この「クローゼット・洋服収納」でも重要なのは
【全部出して】
【分けて】
【把握】!
まずは
【出して分ける】から
取り組んでみましょう!
次は「⑦子ども部屋」
「子ども部屋」は”子どもの片付け”に関わる重要な部分で、ここでお悩みの親御さんは非常に多いです。
ですが実はマリカジの得意な場所でもあります。(得意というか「好き」なのかも)
なるべく簡潔に記事にしたためたいと思います。
(近日公開、少々お待ちください!)
「その人に合う片付け方」は人それぞれ違います
このページでご案内しているのは、
今までのお片付けサポートでよくある事例を
もとにした方法です。
大抵の場合はこのやり方に当てはまりますが、
細かい部分はやはり人それぞれ、
ご家庭それぞれで違ってきます。
(収納場所のスタイルによっても違いがあります)
「自分の場合は具体的にどうしたら良いのかな?」
と分からない場合は、
ぜひマリカジに直接ご相談ください♪
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しっかりとした「ヒアリング」により、それぞれの方に合ったお片付け方法や作業プランをご提案します。
マリカジのお片付けサポートは「お客様ご自身の気づきと行動」に繋がることが目標でもあります。
「自分で理解しながら自分で進めたい」という方にピッタリです♪
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