年度替わりに【学用品収納】の見直し!小学生・中学生・高校生(大学生)の実例まとめ

お片づけご訪問サポート報告

年度が替わる時期は、 子供の学用品の収納も 見直しのチャンス!

時間のある時に新年度への準備を整えましょう!

この記事では、以前私がお片づけサポートをさせていただいたお子さんの机周辺の様子と、我が家の娘の机周辺の様子をご紹介します。

※2020年3月に書いた記事を、2022年10月に加筆修正しています。

まずは先日
お片づけサポートに伺った 小学4年生女子(Cちゃん)の 学用品収納を紹介。

小学4年生女子の学習机周り

↑の右側の部分です

Cちゃんは
私がお片づけサポートに伺う以前はこういった学用品収納のスペースは特に設けていませんでした。

というのも、
学習場所は主にリビングのテーブルだったので、自宅学習用品はそちらでの管理だったのと、塾のモノはカバンに入れたままでした。

そして学校のモノは ファイルボックス1つ分しかなかったので (普段教科書は学校に置いたままなので)

特にこういった【学用品収納スペース】を Cちゃん本人もさほど望んでいない様子でした。
(なので机の上に学習用品を置くスペースをつくりませんでした)

…そう、
本人はそこ、 きちんとすることをさほど望んではいなかったのですが、

「趣味のモノ(お絵かきとかぬり絵のノート)」の置き場所を作ることは望んでいました。

でも、
学校のモノ、塾のモノ、趣味のモノ…
”置き場所が決まっていない”から全部がごちゃ混ぜ
になって

「ぬり絵を置くところがない!」
「すぐどこにいったか分からなくなる!」

と、イライラしていたCちゃん

『学用品と趣味のモノをきちんと分けることで、 好きなモノをすぐに取り出せて使えるようになるよ!』

そう教えてあげて、
上記写真のような収納を提案しました。

そして実は
Cちゃん本人が一番最初に望んでいたのは

「リビング学習ではなく、自室の自分の机で勉強したい」

…けれどこれはママの方から 「一人で勉強していると脱線してどうしても勉強・宿題が進まないから今のところリビング学習にしている」 とのこと。

リビング学習には沢山のメリットがあります。

けれど本人が望まないことはモチベーションの低下にも繋がります

『どちらの方が良い』ではなく、

『親子で納得できるスタイルを見つける』ことが重要です。

ひとまずCちゃん本人は自室学習を望んでいるので、
収納のスペースをしっかり設けて、
お片づけの維持や日頃の生活態度次第では今後変更も検討するということを Cちゃんとママとの話し合いで決めました。

学習以外の学用品収納をこちらにまとめました。

今は春休み中でモノがマックスですが、日頃は学校に置きっぱなしのモノが多いのでもう少しゆとりのある収納になるかと思います。
(絵具・習字セットは別管理)

ここはひとまず仮収納で、学校が始まってから使い勝手を確認し、細かい部分の収納を決めます。

小学1年生 入学直前の学習机周り

…さて、
次にご紹介するのは
以前お片づけサポートさせていただいたAさんの長男君の学習机

こちらのお宅はお子さんの学習机をリビングに置いています。

Cちゃんと同じIKEAの学習机ですね!

このタイプの机だとやはり机の横にもう一つの収納があった方が使いやすい机収納にしやすいですよね。

小学校入学時に机と横の棚を購入した時、 収納プランの提案をさせていただきました。

サポート時はまだ学習用品が揃っていませんでしたが、
「このくらいのスペースがあれば収まるでしょう」という感じで余裕をもった収納にしました。

1年後も綺麗な状態を維持できているよう親子でお片づけを頑張っている様子が伝わってきますね!

ただし、
小学校低学年のうちは管理するモノが少ない上に子供自身反発があっても最終的に親の意見に従ったりもしますが、
年を追うごとに自我が強くなってくるとそうもいかなくなります…

なので大切なのは

「その都度お互いの気持ちを確認する」

ということかなと思います。

子ども本人の意思はもちろん大切ですが、それを見守るママやパパの気持ちや都合ももちろん大切です。

どちらも尊重され、バランスを取る必要があります。

そしてそれは
日常生活の忙しさの中ではなかなか確認できないまますれ違ってしまうこともあります…

だからこそ、
こういう「年度替わり」などの節目の時に、

【片づけを通じて親子でコミュニケーションを取る】

ということを、私は推奨しています。

私自身、娘を育てながら実感したことです。

小学2年生学習机周り

こちらは2022年9月に「お片づけオンライン相談」にてサポートさせていただいたお子さんの学習机周り。

写真掲載はNGだったので、イラストと図面でのご紹介をしますね。

お片づけオンライン相談_子ども部屋
お片づけオンライン相談_子ども部屋_お悩み

学用品収納の仕組みが、親子ではなかなか上手くできないとお悩みでしたので、お話しをしっかりお聞きしてご相談した結果、以下のレイアウトとなりました。↓

小2男子机周辺

やはり机の横に学用品収納スペースがあるのが使いやすいスタイルかと思います。

そしてこのレイアウトにしたその日の夜…

子どもが自ら机に向かった!

こちらのサポートの様子は詳しくは以下の記事に掲載しています↓

子どもが自分から机に向かった!【お片付けオンライン相談】〈お客様実例・子ども部屋①〉
【お片付けオンライン相談】お客様実例・子ども部屋① 【お片付けオンライン相談】のお客様実例をご紹介するこのシリーズ、今日は〈子ども部屋①〉についてのご報告です。 ご相談前 小学2年生の男の子の学習机周辺のお片付けについてのご相談でした。 今...

中学生女子の学習机周り

↑これは今から5年前、ウチの娘が中学から高校に上がる時の娘の机の様子です。

(※2020年に書いた記事を2022年に修正しています)

現在は部屋を大幅に模様替えしたのでだいぶ違うのですが…

学校のカバンは床置きが基本でした。

中学以降は教材の量が格段に増えます。
学校に置いたままにしておけないルールだったので、教科書は毎日持ち帰ってきます。
モノの管理がもともと苦手な娘だったので、教科ごとに教科書やノートや副教材をまとめられるようファイルボックスで分けて収納していました。

イスに座ったまま出し入れできる場所だったので、ファイルボックス収納でも使い勝手は悪くなさそうでしたが中のモノを出し入れするのに両手を使う必要があるので、出し入れは若干しにくかったかなと今は思ってます。

なので使い勝手を重視するなら「ファイルスタンド収納」がオススメです

ファイルスタンド収納

ファイルスタンド1

こちら、セリアのファイルスタンド。
A4とA5を組み合わせて使うと、机の上に置いても邪魔になりにくいですね。

ファイルスタンド2

ダイソーのものに比べてしっかりしているので、使い勝手が良いです。

ファイルスタンド3

ファイルボックスのようなデッパリが無いので、中のモノを片手で出し入れできます。

お子さんの教材だけでなく、大人も仕事の書類や学校からのお便りなどを管理するのにピッタリですヨ!

 

高校生女子の学習机周り

そして模様替えをしたので、 娘の部屋は広く余裕がもてるようになりました。

2022年現在、娘は大学2年生です。
この記事を書いたのは2020年ですが、この当時からこのレイアウトはほとんど変化していません。

卓上の教材は現在はさきほどご紹介した「ファイルスタンド」を使用しています。使い勝手良いみたいです。

ファイルスタンド2

コレネ。

ここは娘なりに使用頻度を考えて配置したようです。
この辺りはもう私はほとんど口出ししていませんが、たまに「一緒に見直ししてみない?」と誘います。気分が良い時は乗ってきます(笑)

学用品じゃない…けど…
こういう
「イロイロ置き場」を用意しておけば、 置き場所が決まっていないモノなどが増えてもひとまずここに置くことで床置きを防止できます。

…この思い出のタンバリン、この間処分してたな…ムスメが自分で

片づけが苦手だった元不登校児の娘でしたが…

「片づけやすい仕組み」が整ってきて、
家の中が全体的に片づいている状況が数年続くと、

娘自身でモノを管理できるようになると同時に、生活リズムもだいぶ自己管理できるようになってきました。

やはりそこは連動しているのかな…と感じます。

「何のために片づけるか」 を考える時、

「何のために勉強するか」や「これからの人生をどうしていきたいか」も同時に考える必要が出てきます。

それが子どもの中で固まって来れば、もう親がとやかく言う必要はなくなります。それは親がどうこうできるものではもちろんありません。

でも、親は無関係ではありませんし、無関心ではいけないと思います。

その親子にとって ”ちょうどよい距離感”や、 ”コミュニケーションの取り方”を 試行錯誤していけば、

きっとお互いにとって良い方法が見つかると私は思います。

そしてその手段の1つに
「片づけ」がピッタリだと思います。

年度替わりで
外出自粛のこんな時だからこそ、

「片づけ」を通して
親子のコミュニケーションを
深めてみませんか?

※娘の部屋の片づけに関しては
コチラの記事 にて詳しく書いています。

【不登校だった娘が未来をみつけた話】〈高校生の娘部屋収納〉親の対応の大切なポイント
不登校・うつ・パニック障害を経て大学に進学した娘の話 子育てに悩み続けた2年半でした 我が家の一人娘はこの春(2021年)から大学に通います。(※追記:2022年2月現在、大学1年生として大学に通っています) パニック障害の症状もありながら...

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