「整理収納アドバイザー」資格を管理する『ハウスキーピング協会』公認の電子コミック「モモとナナ」わたくし、マリカジが描かせていただいております♪
「モモとナナ」についての詳しい解説ページはコチラ↓
【片づけのプロ】を招いて「モモとナナ座談会」を開催!
《1回目》
スペシャルゲスト:飛永友サマ
《2回目》
スペシャルゲスト:奥田明子サマ
動画を見るのが面倒くさい方のために、更に内容を抜粋した記事↓
1回目
《スペシャルゲスト》
飛永 友(とびながゆう)サマ
・学童保育支援員
・整理収納アドバイザー
〈ご参加者〉
(お二人とも整理収納アドバイザーさんです♪)
***
まずはスペシャルゲストの飛永さんの「好きなシーンやキャラ」を教えていただきました。
飛永さんがお好きなシーンは、4話のモモが自分の過去と向き合うシーンだそうです。
モモは婚活のために、整理収納アドバイザーを呼んで部屋を片づけてもらおうとしていました。
ですがモノの整理を進めるうち、「自分の心にフタをしていた」ことに気づきます。
このシーンで飛永さんは、かつて自分もそうだったように、自分の心のフタに気づき、心がほどけていく様子を感じたとのこと。
自分1人でそれをするのはなかなか難しいけど、整理収納アドバイザーの調野がそばにいたからそれが無理なくできたのではと感じたそうです。
「心にフタをする」
これって、多くの人が意識的にでも無意識的にでもしていることではないかなと、私も思います。
「片付けが上手くいかない」という時、この「自分の心のフタを開ける」という作業は、多くの場合必要になってくると私は思っています。
そこを読んでくださった方が感じ取ってくださったのは、とても嬉しいです。
更に、「モモとナナ」には「良し悪しはない」ということもあげてくださいました。
一見イヤミっぽいことを言うように見えるナナも、その意見はしごくまっとうな1つの意見。
「正解はない」
私がこの作品を描く中で大切にしていることをまた、飛永さんも同様に感じてくださったのも嬉しかったです!
飛永さんの好きなキャラ1人目は整理収納アドバイザーの「調野恵理(ととのえり)」ですが、二人目は6話に登場する「渡井睦月(わたらいむつき)」だそう!
う~ん、ここでこのキャラを推してくださるとは…感激!!
むつきは6話のちょっとしたオチのネタキャラなので、ここはネタバレ要素としてかくしておくます。
更に飛永さんは、その6話のテーマが「違いを理解する」だと感じたそう。
そうそう、そうなのです、そういうテーマだったのです!!
6話は「分類」や「分け方の違い」について描いた話です。
そしてその「違い」は、なぜ存在するのか…
そこについて読む方が何を感じ取ってくださるのか、作者として非常に興味深かったので、今回の座談会ではここについてかなり色々なお話しができたのが嬉しかったです。
続いてご参加者のおおさくさんのご感想。
おおさくさんはモモとナナで言うと「ナナタイプ」…要するに「お片づけは元々そんなに苦手じゃない、むしろもともと好きだった派」
そんなおおさくさん…実はつい最近まで(?)ナナと同じことをご自分の家でやってしまっていたそうです!
そんな時、ちょうど「モモとナナ」を読み、おおさくさんご自身も「旦那さんに話しを聞いてみよう」となったとのこと…!!
うわぁ…!私が描いた漫画が、読者様のご夫婦の会話に繋がるなんて…!!これまた感激のご感想です!!
「ナナのこれからがとっても気になります」とおっしゃってくださいました♪
つづいて佐藤さんのご感想。
佐藤さんは日頃漫画をあまり読まないそうですが、「モモとナナ」はとても読みやすく、内容も分かりやすかったとのこと。ヨカッタ!
「モモとナナ」本編だけでなく、この座談会でも色々お話しして、「違いを知る」ために「自分を知る」ことの重要性を再確認したとのことでした。
「こんな凄い漫画を描けるマリカジさんマジすげぇ!」と!
わ~、なんと嬉しいお言葉☆
「もっと早く読んでおけば良かった」とも言ってくださいました!
お片づけのプロの方にそう言っていただけるのは、私もとても嬉しいですし、そういう意義や役割のある物語なのかもしれないなと、この「モモとナナ」という作品も、作者である私自身もまた再認識させていただきました♪
2回目
《スペシャルゲスト》
奥田 明子(おくだあきこ)サマ
・整理収納コンサルタント
・家事整理講座考案者
〈ご参加者〉
(お二人とも整理収納アドバイザーさんです♪)
***
奥田さんは、この「モモとナナ」のどんな部分が良いと思うのか、ポイントをまとめて伝えてくださいました!
「片付け」をすることで現れる「ポジティブな変化」が描かれている、とのこと。
「片付けをするとどんな良いコトがあるか」
整理収納アドバイザー講座では、必ず講師がこれについて話しをします。
「片付けた場所がキレイになる」だけじゃない
でもその効果は、それを実践した人しか実感はできません。
それをこの「モモとナナ」を読むことで、物語として読んで感じることができるとおっしゃってくださいました。
整理収納においてこの「片付けた先」というのは、とても重要なんですよね。
これを描くことが私とこの「モモとナナ」という作品の使命でもあると、私は思っています。
そして奥田さんがもう1つあげてくださったのは「自分を取り戻す」様子が描かれているということ。
私たちは日々の暮らしに追われ「こうしなければ」に追われていくうちに
『自分は何が好きだったのか?』を、うっかり忘れてしまうこともあります。
そこを思い出すことの重要性、私も心を込めてかいた部分です。そこを感じ取っていただけて嬉しいです。
1回目の座談会でも盛り上がった、6話のこのシーン。
夫婦の片付けバトルでよく見られるシーンではないかと思います。
ですが「相手にもそうする理由がある」というのが、整理収納ではとても重要になってくるポイントです。
その部分を重点的に描いたこの6話から、奥田さんは多くのことを感じ取ってくださったご様子でした。
みのわさんもこの6話には多くのことを感じ取ってくださったご様子でした!
特にこの、モモが整理収納アドバイザーとして発信したことに対して、ナナが反応し、少しだけ変化の兆しを見せるシーン。
モモとナナは、幼少期より色々な意味で距離が空いてしまいましたが、「整理収納」が二人の関係をまた少し近づけています。
みのわさんはこの「モモとナナ」をとても細かく読み込んでくださっていて、色々な部分について反応してくださったのですが、特に「整理収納アドバイザーあるあるが満載で楽しい」とおっしゃってくださいました♪
お片づけ苦手な方の参考になるだけでなく、お片づけのプロにも楽しんでいただけること間違いなしの漫画ですヨ!
つづいてうめつさんのご感想。
うめつさんは奥田さん同様、この「モモとナナ」を発売当初から愛読してくださっている方!かなり熱量高めにお話ししてくださいました☆
そんなうめつさんの「号泣ポイント」は3つ!
①は1回目の飛永さん同様、4話のこのモモが自分の過去と向き合うシーン。
②は5話の、モモが母親のキッチンの片付けサポートをした後のこのシーン。
③は7話でエルちゃんがおばあちゃんに片付けなかったことをとがめられるシーン。
作者として、うめつさんが上げてくださったこの3つのシーンは、強い想いを込めて描いたシーンなので、そこを涙とともに読んでくださったというのは本当に感激です…!!
特に③の7話の「子どもの片付け」に関するシーンは、本当にどこのご家庭でもあるあるなのではないかと思います。
うめつさんもかつては自分もそうしていたと、だからこそ胸がぐっとくると。私もです…私もしてました…
等身大の人々の物語
今回は6名の片付けのプロの皆様に「モモとナナ」のご感想をお話ししていただきました。
それぞれの方の視点の違いで、感じ方も違うということがわかりとても興味深かったですが、やはり「整理収納」を語る上で大事なことは、共通して感じ取ってくださっているのだともわかり、それがとても感激でした。
1回目2回目と開催しましたが、盛り上がるシーンはほとんど共通していました!
特に「6話」は、片付けのプロの方ならより多くのことを感じ取れるのかもしれないと、今回お話しを聞きながら感じました。
「自分の片付けスキルの変化がある度、感じ取れることが変化してくる」そんな物語ではないかなと、私は描きながら思っています。そうなると良いなと思って描いています。
この座談会のダイジェストではカットしたんですが、冒頭で私は
『「モモとナナ」には「特別な力」を持った人はいません、そこを大事にしています』とお伝えしました。
漫画だけど、そこはなるべく等身大の、リアリティを表現しようと思い描いています。
特別なことをしなくても、特別な人じゃなくても、自分の人生は自分で選んで決めていける
そこを大切に描いています。
そこを感じ取っていただけてるなと実感できたので、この座談会を開催して本当に良かったなと思っています。
お忙しい中ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
詳しくはぜひダイジェスト動画をご覧ください♪
上記記事はかなり内容を端折っているので、詳しくはぜひ動画の方をご覧ください♪
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