「失敗しない片付け方」を知りたい!まずどこから始めたら良い?という方のために
①キッチン
②洗面所
③玄関
④リビング
⑤廊下収納(納戸)(この記事)
⑥クローゼット(洋服収納)
⑦子ども部屋…準備中
⑧夫婦個室…準備中
…と、全8ページにて解説しています。
ちなみに『片付け難易度』は①~⑧と数字の順に低めとなっています。
片付けに苦手意識がある方は「キッチン」「洗面所」「玄関」あたりから取り掛かると始めやすいと思います。
※あくまで一般的な難易度なので、片付けは「やりたい場所」からやることも大切です♪

〈1〉「廊下収納」や「納戸」に何があるか【把握】してる?

「廊下収納」や「納戸」は、「日頃出番が少ないモノ」や「滅多に使わないモノ」を置く場所かと思えば、日々の家事で使うモノ(洗濯・掃除グッズ、消耗品ストック)も置くこともあり、
『よく使うモノとそうじゃないモノが混在しがち』な場所。
この「場所別片付けのコツ」シリーズの記事で何度もお伝えしている通り
『種類や使用頻度が違うモノが混ざる場所は片付けにくい』です。
見た目も扉で隠せてしまう場所だと、ついテキトーに押し込みがちですし…
ですが、片付けが上手くいく重要なポイントは【分ける】【把握する】です!
隠せる場所だからテキトーでも良い、ではなく、隠せる場所だからこそ、そこにあるモノが簡単に把握できる収納を目指すことが重要です!
そのためにも「種類」と「使用頻度」でしっかり【分ける】!!
収納テクニック以上に「見えない場所だからこそ、しっかり分ける」という【意識】が重要になります。
そしてこの場所を上手く使いこなせれば、家全体の収納の仕組みを整えられるようになります。
〈2〉「仕切る収納」を活かすのも【分ける】!

奥行や高さがある場所の収納に悩まれる方は多いです。
「広いスペースは仕切って使う」
それはきっと多くの方もなんとなく分かっていることではないでしょうか。
「でも、仕切るとかえって使いにくくなってしまう」
そう言ってあえてあまり仕切りたくないという方や、収納グッズを敷き詰めてジャストフィットさせたまま、開かずの収納になってしまっている方も…
仕切っても使いにくい収納の理由、それは【混ざっているから】!
「種類」では分かれていても「使用頻度」で【分ける】ができていないケースが非常に多いです。
「使用頻度」で【分ける】をぜひやってみてください。
・よく使う
・たまに使う
・滅多に使わない
この3つの「使用頻度」で【分ける】のがオススメです。
上記の写真のカゴの中身を手前から「よく使う」「たまに使う」「滅多に使わない」という順に入れていきます。
それだけで一気に「使いやすい収納」に変えることができますし、
「滅多に使わない」というモノを「持ち続ける理由」についても、分けてあるからこそ考えることができます。
「種類」と「使用頻度」で【分ける】をして、そこにあるモノをしっかり【把握】し、収納を活かしましょう!
〈3〉全部を一度にやろうとしない

片付けって、一気にやりたい気持ちになりがちですよね、わかります、私もかつてそうでしたから…
でもそう思えば思う程「面倒くさい」「時間がない」「いつか時間や気持ちに余裕ができた時でいいや」になりがち…
そして私が片付けのプロになって強く思うことは
「一気にやると雑になりがち」
プロが一緒にお片付け作業をすればそれでも一通りきちんと片付きますが、それを自分や家族だけでやり遂げようと思ったら、多分途中で集中力が途絶えます。苦手だなと思う気持ちがあればなおさら…
片付けで大切なことは、その場にあるモノを【分けて】【把握】すること!
それを適当にしてしまうと、「片付けてもすぐにリバウンド」になってしまうのです。
それならば、「狭い範囲」を「一部分ずつ」やった方が、1か所ずつ丁寧に【分けて】【把握】ができます。
棚1段、カゴ1つ、そのくらいの範囲を30分~1時間程度で収まるくらいの作業量でできれば、道のりは遠く感じるかもしれませんが、『質の高い片付け』ができます。
少しずつでも着実に前に進みますよ♪
大丈夫、その先には『今までとは違う次元の仕上がり』が待っています!
〈4〉モノを無理に捨てなくて大丈夫!

片付けの最大の障壁、それは「捨てられない(減らせない)」
たしかにモノが少なければそれだけ片付けは楽に、簡単になります。
ですが、生きていく上でモノはある程度必要ですし、それは人それぞれ、持って生まれた体質気質、家庭環境、家族構成、仕事柄、趣味の有無で「その人にとって最適なモノの量」というのは変わってきます。
「モノの量や持ち方に正解はナイ!」
だからこそ、「無理にモノを減らしたり捨てたりしなくて良い」んです。
ただ、「モノが増え続けること」は変えていく必要はあると私は思います。「多すぎるモノ」は【把握・管理】ができなくなるので、どうしても日々の暮らしの効率が下がり、満足度も低くなりがちです。
モノが多い場合、確かに今あるモノを減らすことも有効ですが、それ以上に大切なのは「今以上なるべくモノを増やさない」ということ。
もちろん必要なモノが日々増えていくことは仕方ありませんが、「増やす速度を落とす」という意識をまず持つだけでも変化が生じます。
モノが増えるスピードを落とせば、まずは「今手元にあるモノ」の【把握】に専念できますよね。
一部分ずつでも【全部出して分ける】をして、何がどのくらいあるか【把握】する。
後で見返しやすいよう【わかりやすく分けてラベルをつけて収納】する。
そうやって【繰り返し把握】をすることで、『使っていないモノ』に対する『自分の中の意識』というのが明確になっていきます。
使っていないモノを持ち続けるかどうか、自分で【納得】して答えを出せるようになります。
答えは急がない方が、納得の答えにたどり着けます。だから私は「すぐに捨てましょう」なんて決して言いません。
大切なのは【納得の答え】を見つけることですから。
そして【納得の答え】を見つけられれば、その人はその先片付けで困ることはなくなります。
〈5〉ストック量見直しのススメ

色々なジャンルのモノが置かれることが多い「廊下収納・納戸」。だから何から手を付けて良いかわからない!となる方も多いと思います。
そんな時オススメなのは「消耗品ストックの見直し」!
長年使わないまま眠らせている、便利グッズや掃除グッズ、ありませんか?
以前まとめ買いした洗剤やシャンプーの詰め替えが未使用のまま山積みになっていませんか?
洗剤類も未開封のモノなら消費期限の記載がないモノは品質の変化はなく使用可能ですが、そもそも「未使用のまま数年経過しているということは、この先本当に使うかどうか謎」でもありますよね。
「まだ使えるからもったいない…」という理由で減らせない場合は「近日中に使う機会を設けて」みましょう!
または、ストックを増やすスピードを緩めて、今ある在庫の消費を優先します。
便利グッズや掃除グッズも、長年使っていないモノはこの先使う可能性は低いですが、こちらもやはり「使う機会」を設けて一度使ってみることをオススメします。
「使うつもり」ならば「実際に使う」
これで「使わなかったモノ」に対する気持ちや姿勢に変化が生じます。
「実際使う機会を設けられないモノ」は、すぐ処分しなくても大丈夫ですが、ひとまず【保留】として分けておき、また1年後などに見直します。
「思い入れのあるモノ」より「消耗品」の見直しの方が進めやすいので、「何から始めたら良いか」とお悩みの場合は、この「消耗品ストックの見直し」から取り組んでみてください。
「思い出の品」も、定期的に中身の見直しをすることをオススメします。
廊下収納・納戸の片付けのコツ「まとめ」

・モノの種類や量が多いからこそ「種類」「使用頻度」でしっかり【分ける】
・【分けて】【ラベリング】で「見てすぐわかる収納」構築
・全部一気にやろうとせず、「一部分」から短時間で集中作業
・何から手をつければ良いか迷ったら「ストック類の見直し」がオススメ
・使わないけど手放せないモノは【分けて】、【納得】の答えが出るまで【保留】
…廊下収納や納戸は、モノの量や種類が多く、片付け範囲も広く、それなのに「隠そうと思えば隠せる場所」なだけに、気持ちが乗らず後回しになりがちな場所、片づけ難易度も高めです。
ですがこの場所を上手く使いこなせれば、他の場所で「滅多に使わないけどたまに使う」というモノをここに収めて他の場所の収納を活かすことに繋がります。
「家の中の片付く仕組みを支える重要な場所」それが「廊下収納・納戸」です。
そして片付け難易度が高くても、やることは常に同じです。
【全部出して】【分けて】【把握】!
まずは【出して分ける】から取り組んでみましょう!
次は「⑥クローゼット(押入れ)」
「クローゼット・押入れ」は、今回の「廊下収納・納戸」より更に片付け難易度が高くなる場合が多いです。それは「洋服」や「カバン」など、「思い入れのあるモノ」を収めている場合が多いから。
「洋服が増えて溢れている」とお悩みの方もとても多いです。(私もかつてそうでした)
片付け難易度は高めですが、ここもコツを押さえて片付けられれば、日々の暮らしの効率と満足度UPです!

「その人に合う片付け方」は人それぞれ違います
このページでご案内しているのは、今までのお片付けサポートでよくある事例をもとにした方法です。
大抵の場合はこのやり方に当てはまりますが、細かい部分はやはり人それぞれ、ご家庭それぞれで違ってきます。(収納場所のスタイルによっても違いがありますし)
「自分の場合は具体的にどうしたら良いのかな?」と分からない場合は、ぜひマリカジに直接ご相談ください♪
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