憂鬱な「メニュー決め」…【献立表】で家族で楽しく家事シェア♪

キッチン収納

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整理収納アドバイザーで漫画家の、
マリカジです♪
「モモとナナ」というマンガで、
整理収納を伝える活動をしております!

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メニュー決め、好きですか?

皆さんは「メニュー決め」って、お好きですか?

お料理好きな方とか、
食べるの好きな方とかなら考えるのは苦ではないのでしょうか…

私、
すごーく嫌いなんです…

そもそも料理も、家事も嫌い…
できることならやりたくない…

いや、
多分昔ほど嫌いではないです。

整理収納を学んで、家事がしやすい家になってからは確かに以前より全然やってます。

掃除も料理も、ちゃんとやると清々しい気持ちになりますしね~

でもまぁ…
やらずに済むならやりたくない(汗)

というか、何かに夢中になると(仕事含む)気持ちがそっち(家事)に向かなくなる…

でも、
我が家は家族全員わりと内臓虚弱体質

少し食事の内容が乱れると、
すぐお腹壊したり、
自律神経の調子を崩したり、
肝臓やら腎臓の数値が悪かったり(それ私)

だから食事にはまぁまぁ気を遣います。

そうなると余計、
メニュー決めは頭使います…

朝と昼はそこまで気を遣ってませんが
(それでもビタミンとタンパク質と食物繊維には気を付けてる)
夕食はバランスの取れた食事を心掛けてます。

我が家の家事シェアの現状

我が家は旦那が自営業者で、帰宅時間が早い日が多いので、
(たまに昼過ぎくらいに帰ってくる)

「家事負担はほぼ半々」です。

もちろん、
早く帰ってくると言っても、旦那は体を使う仕事をしてます。
早い時間でも疲れて帰ってくることも多いです。

なので決して「やって当然」ではないし、私もそうならないよう気を付けています。


夫婦の家事シェアのコツ

「自分と同じコトを求めない」です。


たまに

「自分と同じレベルを求めてはいけない」

という表現を目にしますが、

そもそも「レベル」というものはないと思います。

レベルだと「上下がある」という前提になってしまうと思いますが、

得手不得手とか、こだわりポイントが違うということと、
レベルの上下というのは無関係かなと思います。


家事大会に出るわけではなく、
「家族が楽しく心地よく過ごす」ことが目的の家事なら、
その目的さえ果たせれば、過程の手段の違いは問題ではないはずです。

「私と旦那は得意なことややり方が違う」

それをお互いが認めて受け入れれば、役割分担は可能になるかなと思います。


「旦那に自分の思い通りに動いて欲しい」と思うと、きっと衝突してしまうと思います。


【自分の中だけで物事を完結させない】
【相手のビジョンを確認する】


人と協力するために必要なことだと思います。


旦那は私より、食べること・料理することが好きな人です。

結婚当初は私一人で頑張って料理を作っては

「せっかく頑張って作ったのに、大して美味しそうに食べてくれない…」

と思うことが度々ありました。

でも時がたって知ってみたら、なんのことはない、

私の味付けの好みと、旦那の好みが全然違かっただけです。


そこ、
ちゃんと確認できてなかったんです

いや…知っていたけど、
どこか

「私の味付けに文句でもあるの?」

みたいな気持ちがあったような気がします。
(料理得意でもないくせに…)

でも、
私と旦那の味の好みが全然違うんだと知ってからは、

そして旦那の味の好みも、
自分の味の好みも、
どちらも尊重されるべきだと考えるようになってから、

旦那にも積極的に料理を作ってもらうようになりました。

(ちなみに私は辛くてしょっぱいモノ好き、旦那は甘めな味付け好き)

そうするともともと食べるのが好きだった旦那は、

メキメキと料理上手になっていきました。


旦那が作ると甘めな味のメニューが多くて、
私が作るとしょっぱくて辛めなメニューが多くなります。

半々にすると丁度良いですよね~

「自分と同じモノを求める」より、
「自分とは違うモノを提供してもらう」方が、
毎日が楽しくなりますよね♪


私は辛しょっぱいものが好きですが、
たまに甘い味のメニューもあると、
辛いメニューが引き立つような気がして、
最近はどちらも好きです♪


というわけで…
私は旦那が料理好きなのを良いことに、
どんどん
「どうぞどうぞ、やりやすいようにやっちゃって~」
と、任せる家事が増えていって、


気づいたら

・メニュー決め
・食材や日用品の在庫管理
・ネットスーパーへの注文
・1ヶ月の食費の管理
・週に半分(以上)の夕食作り


と、
微妙に旦那の家事負担の方が増えていってしまっていた…かも…?

…ま、まぁ、子育てに関することは私が果たす役割の方が大きいので、
帳尻は合ってるよね~なんて、
そこは夫婦で話し合って、それで良いよねとなっていたんです。

娘のことで大変だった時期は、どうしても私が仕事を減らすなどして調整したし…


ただし、
最近事情は変わりました。

このコロナ禍で、

ネットスーパーが機能しなくなりました…

仕方のないことですよね、うん…

なので旦那が仕事が早く終わった日に
近所のスーパーに買い物に行ってくれるようになったんですが…

ある時、
ふと気づいたら…

旦那、無口になる

もうね、
だまるんです。

ウチの旦那は
ストレスが溜まると無口になります。

そういうの、
女性って敏感に感じ取るじゃないですか?

だから私も旦那のストレスはビンビンに感じてました。

すごーく以前の私だったら、
整理収納を学ぶ前の私だったら

「黙って不機嫌にならないでよ!」

と、キレていたかなぁなんて思うんですが
(私もともとだいぶ短気…)

今の私はなんと言っても整理収納アドバイザー。
観察・分析が仕事みたいなものです。

なので旦那を観察し、
しっかり考えて、

かける言葉を選びます←コレ大事

「買い物お疲れ様、重くて大変だったよね~、ありがとう」

「疲れてそうだけど…最近負担に感じてることって何かな?」

「やっぱり買い物かな?」


すると旦那、
ポツポツと不満を口にしました。

旦那によると

・コロナで色々気を遣って外で仕事した後に、また気を遣って買い物に行くので疲れる

・メニューや予算を考えながら買い物をするので、考えることが多くて買い物が大変

・以前からネットスーパーでは数日分まとめて購入していたので、今もそうしているけど、買い漏らしがあった時にまたお店に行かないといけなくて、なんだかんだ毎日のように買い物に行っている



…ごめんなさい…

ホントにゴメンナサイ…

それ、主婦のお悩みよね…

私はコロナ騒動以前と仕事量は変わりません。
(むしろ増えてる…?)
旦那もそこまで変わらないけど、少し減ったかも?

そして旦那は一度任せられた仕事は生真面目にこなすタイプ。

私は自分の忙しさを言い訳に、
そして旦那が黙々と家事をこなしてくれていたので、
その状態に甘えてしまっていました。

旦那だってこの世間の状況にストレスを抱えているのに…!

このままではいけない!!!

旦那の不満をきちんと検証し、
今の夫婦の生活スタイルの中でどうしたらその不満を解消できるか考えました。

そもそも旦那の不満は
「買い物頻度」
「メニューや予算を考えながらの買い物」

です。

そしておそらく
「一人でそれらをこなしていたから」

私は、
『夫婦でメニューや買い物についてしっかり話し合う時間を作ることが重要』

と考え、
以前から気になっていた

【献立表】を作成することを旦那に提案。

これはコロナ騒動以前から私も検討して旦那に提案していたんですが、
その時は旦那は

「それはかえって面倒くさそう」

と、乗り気にはならなかった案。

でも、
旦那も現状のストレスをどうにかしたいと思ったのか、

「じゃぁ、試してみるか」
と試すことになりました♪

これが我が家の【献立表】♪

前置きが長くてスミマセ~ン

でも、「ご家庭のスタイルによって合う合わないがある」という部分は
この前置きがないと伝わらないかな?と思ったので

A3サイズのホワイトボードを縦長にして使ってます。

あ~、
我が家の夕食のメニューがさらされてしまった…

魚料理が少ないよ~。

今魚焼きグリルが壊れていて使えなくて…
(言い訳)
焼き魚・煮魚はお惣菜を買ってしまうのです。

あと、
「春巻き」とかメインの分類にしてますが、
これ、冷凍のです。
自分で作るのはたまにしかしないんです。

そういうのも隠れてます。

でも、
この【献立表】を作成するにあたって、

『我が家の夕食のメニュー全部出し!』をしたんですが、

案外あるな~とか、
メニュー名もちゃんとあるな~とか、
作ろうと思えば作れるんだなぁと

ほら、
子供に

「今日の夕飯なに~?」

って聞かれた時に

「ん~…
(適当に残り物の野菜と肉炒めるだけの料理だから説明するの面倒だし無理!)
なんか炒め物」

って答える時とかありません?

我が家もそうかなぁと思ってたんですが、
もともと旦那が3~4日分メニューを考えて食材を買ってたので
炒める食材も決まってるし、

ていうか大抵いつも同じ炒め物なんですよね。

「豚肉とナス」
とか
「鶏むね肉とトマト」
とか…

同じです。

だから、メニュー名ってそれで良いんだなぁと。
我が家の場合は、です。

旦那も料理好きだけど、
基本は同じメニューを作ってるよね~と、
今回の

『メニュー全部出し』で判明しました。

でもたまに違うものも思いつきます。

旦那が急に
「ヤンニョムチキン」作って食べたいと言ってメニュー変更


急に思いついたら空欄のマグネットに書き込んで、
定番化するものはラベルを作成します。

前も旦那が作ってたなぁそう言えば、ヤンニョムチキン。
でもしょっちゅう作るわけじゃないから定番化はしないのかな?

ちなみに日付の横の「PやM」は
「パパ・ママ」の略です。

作る人を示しています。

「ねぎ焼き」は、私の謎めいたオリジナルメニューです。
要するにねぎの卵とじです。
眞理子の気まぐれメニューの1つです。
味は自分でもまぁまぁだなぁと思いながらも、気楽に適当に作ります。
マヨネーズとソースさえかけてしまえば良いと思っています。
味も料理も適当です。(おい)

ちなみに
12日の
「豚肉とナスの味噌焼き」と「ピリ辛きゅうり」
写真に撮ってみた!

豚肉とナスのは、クラシルのレシピを見て。
以前試しに作ってみたら私の好みの味だったので、
私のレギュラーメニューです。
(本当はピーマンも入ってるはずだったけど、買い忘れてネギになった…)

ピリ辛きゅうり
高橋一生さん主演のドラマ
「僕らは奇跡でできている」に出てきたレシピで作ってます♪


美味しいのでオススメですよ~。

たまには私もちゃんと作るんです…

味噌汁は豆腐が定番。
(あとは季節のお野菜とか、ワカメも多い)
タンパク質!
納豆もよく添えられます。



そしてこうやって「リスト化」すると、
我が家の定番のオカズ30以上あることがわかったのに、

実際献立を考えると、

「またこれ~?」みたいになるんですよね~。

30以上あるということは、
月に一度しか出て来ないはずなのに…

学校給食の献立を考える栄養士さん、ホントすご…

でも、
この【献立表】は2週間分あるので、
次の週を考える時は前の週のを見ながら考えられるので、
メニュー被りは防げます。

そしてもっと総菜とかも活用しても良いよね~なんて話してました。

リスト化することで

『もっと手を抜く余地があるよね』と判明します。

旦那は生真面目?なので
一度ルーティーンにはまると「手の抜きどころ」がわからなくなるタイプなんですよね~

家族で「共有」できるのが良い♪

旦那は最初
「【献立表】ってちょっと面倒臭そう、続かなさそう…」
と思っていたようですが、

我が家にとっては
週末にこの【献立表】を囲んで夫婦で、そして娘も興味を持って加わってきたので

家族全員でメニュー決めをワイワイとするようになりました♪

今これに取り組んで3週間経ちましたが、
買い物のリストも作りやすいから良いと、旦那も随分気が楽になったようですし、

私も、
買い物を旦那一人に任せちゃいけないな~と、
ちゃんと買い物に行く日も二人で決めて、
一緒に行くようになりました。

効率的にまとめ買いができるようになったので、
買い漏らしもだいぶ減ったし、
買い物頻度も減らすことができました♪



旦那の口数も、ちゃんと増えてますよ~

娘からも
「今日の夕飯なに~?」って聞かれなくなったし☆

【献立表】ができるまで

ちなみにこんな感じで作りましたよ

最初は仮でA4用紙に【献立表】を作って、
フセンでメニューを書きだし。

ホワイトボードとマグネットは
旦那が仕事の買い物で島忠に行ったついでに買ってきてもらいました。

真っ白なホワイトボードは味気なく感じたので、
献立表の枠の部分は家にあった何かの包み紙で作りました。

ラベルライター「ピータッチキューブ」大活躍です。

最初メインのメニューを黒にしようとしたら旦那が嫌がったのでメインは白になりました。

オシャレより「家族の好み」を優先しました。

そのかわりサブメニューは黒にしました。
黒が入るとオシャレさが増す気がしている症候群。

ここは私のPCデスク横のイケア棚の側面です。

娘が中学生のころまでは学校の手紙はここに貼ることが多かったです。

ちなみに日めくりカレンダー愛好家です。

大切なのは「話すこと」

【献立表】を作るのがそのご家庭に合うかどうかは、
やっぱりそのご家庭のご家族次第。

家事をする人次第です。

だからこの方法が全てのご家庭にオススメとかそういうことではないんですが、

我が家にとって家事は家族で分担することなので、
そのためには「会話」が不可欠なんですよね。


その「会話のキッカケ」に、この【献立表】はなるのかな、なんて思いました。


家事シェアでお悩みの方は、

「まず家族で話してみる」から初めてみてはいかがでしょうか?

今のこの落ち着かない世の中でも、
「会話」をすることで、
気持ちもずっと軽くなると思いますよ♪

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