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整理収納アドバイザーで漫画家の、
マリカジです♪
「モモとナナ」というマンガで、
整理収納を伝える活動をしております!
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子どもの作品・思い出品の片づけは「絆を深める手段」
「ウチの子、作った工作とか絶対捨てたがらないんだよね」
先日友人からそんな話を聞きました。
「だから、私がこっそり捨てちゃうんだ」と。
お、おぅ…
「そしたらね、
『一生懸命作った工作がいつのまにか無くなってしまいました』って、
学校の作文に書いたんだよ~!
『早く見つかってほしいです』だって~!!」
…あ、
あちゃー…
この
【親が勝手に子どものモノを捨てちゃう件】
普通によく聞く話ではあるものの、
コレ、
整理収納では決してやってはいけないタブーなのはもちろんのこと、
親子関係が良くなるor悪くなるの
大きなターニングポイントにもなるかなと思います。
「でも私だって捨てたくて勝手に捨ててるわけじゃないし」
「ウチの子はホントにモノを捨てられないし、片づけもできない子だから仕方ないの」
うんうん、そうそう、そうなんです…
それをしているママだって、辛いと思います、嫌な気持ちだと思います…
でもね、
「子どもの工作物は、どのみちいずれ家から無くなります」
…そりゃー、親が捨てればそのうち全部なくなるよね。
いいえ、違います。
親が勝手に捨てなくても、
「子どもがいずれ、その工作物に対して自分で決別できるようになります」
ということです。
↑これ、先日の娘のクローゼットの中の造り付け収納の引出しなんですが、
その引出しにはもともと、娘が友達からもらったお手紙のたぐいが山盛り入っていました。
1年半くらい前までは。
今はコスプレ衣装制作に必要な備品が入ってます。
いつだったか、娘が自分でそう変えていました。
高校生くらいになると、
自分が作った工作品や、お友達とやり取りしたお手紙とか
どうでも良くなります…
芸術家肌で魂込めて作品を作るお子さんでも、自分の中で納得いかない作品は、年齢が上がれば手放したくなります。
高校生~大学・専門・社会人と、大人に近づくにしたがって、みんな色々それどころじゃなくなります。(他に欲しいモノも増えるしね、高額なモノとか)
なのである日突然、
子どもが昔の自分のモノをまとめて捨てる!なんてこともあるあるです。
放っておいても(?)
子どもが思春期以降は減る可能性が高い
【子どもの工作品】
それなのに下手に親が手出しして
「昔、親に自分のモノ勝手に捨てられたんだ」
なんていうトラウマをわざわざ増やすのは損かな?なんて思うんです。
そうは言っても日々増える子どもの工作品。
邪魔すぎる~、
リビングが子どものモノで溢れかえる~!
どうしたら良いの!?
それはもちろん…
【分ける】ですよ!
…子どもの作品が捨てられないのは、実は親の私です…
そんな方も
【分ける】です!!
最初から【捨てる】はしないで大丈夫です♪
私自身、子どものモノを捨てられない人です
つい先日、
我が家も
【思い出のモノのお片づけ】
しました!
この春大学生になる娘の
小学生の頃のランドセルも、
幼稚園の時の通園バッグも、
まだ取っておいてあります。
(中にはその当時使っていたモノも入ってます)
ちなみに中学と高校のはもう無いです。
娘が未練が無さそうだったので。
ランドセルは今まで何度も
リメイクしようか、寄付しようかと悩み続けたんですが、
今回も娘に聞いてみたら
「え~、寄付?リメイク?う~ん…」と、
なんだかまだ未練がある様子。
私もちょっとまだ名残惜しいし、旦那に聞いても無理に捨てなくてもいいんじゃない?ということで、
もう少し取っておくことにしました。
写真のように箱に入れて、もう少し天袋に寝かせます。
期限も特に設けません。
次に娘のライフステージが変わる時に、また確認します。
こんな風にかなり昔のモノも手放せない我が家ですが、
子どもの工作物や学校から持ち帰ってきたものは、
今はこの1箱のみです。
この1箱の中に、
幼稚園~中学までの娘の作ったモノやら学校から持ち帰ったモノが入っています。
幼稚園の作品綴りは大きいので下に敷いてます
昔はこの何倍もありました。
赤ちゃん~幼稚園だけで2箱ありました。
家で娘がちょとっと落書きした紙とか
私が捨てられませんでした。
小学校だけでも2箱ありました。
かなり大きな工作物も、数年保管してました。
それも少しずつ減らしていきました。
大きいモノは写真を撮って、処分しました。
今回も整理するまで、もう1箱ありました。
娘が成長するにしたがって、
何度も【分ける】を繰り返しました。
その度に少しずつ減らしていきました。
今回手放すことを決めたのはこれら。
娘が小学1・2年生の時の担任の先生のお手紙が毎回素敵すぎて、捨てられなかったワタシ…
(もはや子どもの作品ですらない)
ずっしり!
これが2袋です。
もう、この日も何枚か読んで、目頭熱くなったりして…
(片づけ進まないのなんのって)
娘よりも私の方が捨てられないタイプ~(涙)
でもこの状態だと、
読み返したくても読み返せない…
なので
「スキャンしてデータ化する」ことにしました!
そのために「スキャンスナップ買おう!」と決意!
アドバイザーなのにまだ持ってなかったよ~
…スキャンスナップについては、また後日記事にしますね~。
とにかく天袋にあるこの手の思い出のモノを減らしたかったので、
『データ化できるものはデータ化する』
そのために
【まず分ける!】
これ、学年ごとに【分けて】あります。
なので後で見返すのも簡単です。
ラベリングしてあれば尚良いとも思いますが、
透明な袋やケースに入っていれば問題ないかなと思います。
こまごましたモノはこういうファイルケースに入れてます。
袋でもいいんだけど。
作文や先生との交換日記もスキャンすることにして、分けました。
あ、
これも今回手放すことを決めました。
幼稚園の時の落書き帳!!
これも中身を厳選して、写真に収めて処分しようかと思います。
(今回そこまでできなかった~)
どんだけ手放せないタイプなんだって感じですよね~。
そうしたら2箱あったモノが1箱に減りましたヨ!
これが今回手放すことに決めたモノ。
スキャン&撮影待ち
…そういう作業は期限を決めておきましょうね(汗)
私は4月中にやるとして、手帳に記入しておきました。
お子さんの工作物も【分ける】
お子さんがリビングで工作物を散らかす…という場合も、
「捨てなさい!」というと抵抗されますが、
「取っておくならこの箱に入れようね」と、促すだけでもずいぶん変わります。
でも箱にしまう前に
【リビングの特等席に飾って家族で感想を述べあう】
というのも、
子どもがモノに対する執着を落ち着かせるのに必要な儀式かなと思います。
これはずっと飾りっぱなしですけど…でも娘の作ったモノも、もうこれくらいしかないかな~。
・飾る場所の範囲を決めて
・一定期間飾ったモノは箱にしまい
・その箱の中身は年度末などに見直し
・手放す前にお子さんと一緒に作品を写真に収める
そうするとお子さんも
自分と、自分が作った作品が大切にされていると満足できて、
「それならこれはもういらないかな」と、
納得してモノとお別れできるようになります。
年々、少しずつモノを減らせるようになりますし、
親も子どもに黙ってモノを捨てないで済みます♪
そのかわり、
【親子で見直す時間】を設けるのが、とても大切!
その手間は、惜しまない方が良いかなと思います、はい。
小さい頃からその習慣ができていれば、
思春期になってから急に口出しするという形にならずに済むので、親子の衝突が避けられますね!
収納に関して
今までストレージボックスに思い出のモノを入れていましたが、
イケアのスクッブに入れ替えてみたら余裕で収まりました。
スクッブの収納力、さすが。
押入れ天袋はこの
44×55×19㎝のサイズがよさげです。
でも立てたら中身が傾いた…
ファイルボックスに入れてからスクッブに入れれば傾かないかな~とか思いました。
あとここに2つ入りそうだけど、今手元にないのと、
残りはランドセルとかの大物だったので、箱でいいや。
奥に娘の作品やらランドセルやら、
手前は全て写真!
全て写真!!!
(ただし、家族全員分)
この写真もデータ化する予定です。
なので↑は仮収納。
写真整理については、後日詳しく記事にします!
お子さんの思い出のモノのお片づけは、
そのモノについてお子さんに質問をすることによって
素敵な親子のコミュニケーションに繋がります♪
「片づけ面倒くさいな」ではなく
「親子の絆を深める時間」だと思って、味わっていただけるといいかなと思います!
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